電子地図で教育を豊かにする -Enrich Education Using Digital Maps-

理事長からのメッセージ

 これからの時代、私たちは国際人として環境問題、少子高齢化問題、格差社会、人権問題、戦争などの社会問題を広い視野で取り組まなければなりません。中学生・高校生は、まだ社会知識や常識に精通していない段階にあり、社会の見方がまだ十分に形成されていません。そういった生徒を対象とする中等教育において、地理・歴史などの社会科は国際人育成の上で他国の成立や問題等のバックグラウンドを学ぶ重要な科目であると言えます。さらに、これからの時代における社会科は、インターネットを始めとするグローバルな情報基盤を活用するとともに、多くの学習項目の中から、生徒が現代の社会問題の解決を模索するきっかけを作ることが求められていきます。

 伊能社中では、社会科・地理歴史科を中心とした教科指導におけるICT活用を推進するため、地理情報システムの技術を使い、学校へのサポート体制の整備、各種講習会の開催、電子地図教材作成支援ソフトウェアの開発などを行ってきました。

 また、昨今の教育現場は直接指導の時間よりも、教材作成などの間接指導に時間がかかっているという問題も指摘されています。そのため、当団体ではICTを導入することで教員の教材作成時間を短縮化し、校務の効率化に資する取り組みを行なってきました。

 以上の経緯から、事業の継続を担保し、法人化によって信頼性を高め、活動を広げていくためにも特定非営利活動法人化を決意しました。今後も特定非営利活動法人として学校教育関係者及び広く市民一般のためにGIS教育及び教育の情報化を推進し、教科学習においてのICT活用支援に尽力していきます。

 

 

平成25年1月27日

特定非営利活動法人 伊能社中 発起人代表

田村 賢哉